Wool

ウール

サンタ イザベルは、ウルグアイのパイサンドゥ地方にあるガブリエラの 17,000 エーカーの認定牧場です。羊毛農業は 6 世代にわたってガブリエラの家族が営んでおり、2011 年に父親が亡くなった際に牧場をガブリエラに譲り受けた後も、ガブリエラが引き継いでいます。彼女はそこで育ち、現在は職長のセバスチャン フォルティの助けを借りて、年に数回ニューヨークから 24 時間かけてこの牧場を訪れ、牧場を監督しています。「ここは、家族を落ち着かせるために連れて行く場所です。また、私が育ったように、物事がどこから来るのか、私たちは自然に属し、自然は私たちのものではないということを家族に理解してもらうためでもあります」とガブリエラは言います。

牧場の羊から刈り取られたメリノウールはこれまでずっと卸売りされてきたが、ガブリエラは、このウールが高級品であることに加え、持続可能性、トレーサビリティ、本物の贅沢さという彼女の価値観を強化するものだと夫のオースティンが提案するまで、自分のコレクションに使うことは考えていなかった。現在、このウールは彼女のメンズとレディースのスーツに使われている。「父には夢がありました。牧場は父の夢でした」と彼女は言う。「服を作るのは私の夢です。自分の牧場のウールを使うことは、この2つの夢を融合させるのです」